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「〈普通の暮らし〉を手にするために」 枝元なほみさんと前野久美子さん トークショー明日です

明日27日18:30から谷中・大行寺にて、
「〈普通の暮らし〉を手にするために」と題して、
料理研究家の枝元なほみさんと仙台「火星の庭」の前野久美子さんのトークを開催します。
司会は一箱本送り隊隊長の丹治史彦です。
直前まで予約受付中です。
また当日参加もできますので、ぜひ聴きに来てください。

詳細はこちら。

丹治隊長からのメッセージはこちら。
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by honokuri-tai | 2012-04-26 19:52

4月27日 〈普通の暮らし〉を手にするために ~わたしなりの被災地とのかかわり方~ のお誘い

4月27日(金)枝元なほみさんと前野久美子さんのトークイベントを開催します。
そのお誘いで、「一箱本送り隊」隊長の丹治が送り隊のメンバーに向けた
メールですが、こちらのブログの方でも掲載させて頂きます。

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一箱本送り隊のみなさま

こんばんは。
隊長の丹治です。
長くなりますが、よろしければお付き合い下さい。

4月27日のトークイベント
前野久美子さん、枝元なほみさん
〈普通の暮らし〉を手にするために ~わたしなりの被災地とのかかわり方~

に、ぜひ参加して下さい。

前野久美子さんは、仙台で「book cafe 火星の庭」を営む方。
震災の前から、「人と街・社会の関わり」を大きなテーマにお店を経営なさっていました。
古書店でありながら、カフェでもある。
なぜそういう店をはじめたのか。
もちろんひとことで言えるようなことではありませんが、
無理を承知で要約すれば、
「人と本が、たがいに自然に呼吸する空間を作りたかったから」
ということでしょうか。
本は商品である。それと同時に、人と人がつながる接点にもなる。
前野さんは仙台でそういう出会いがある空間を作りたかったのだと思います。
(詳しくは前野さんの著書『ブックカフェのある街』をぜひお読み下さい。)

3月11日、前野さんの店「火星の庭」も、もちろん被災しました。
棚からは本が雪崩れ落ちました。
ライフラインは断絶し、とても営業できる状態ではありませんでした。
しかし、その夜「火星の庭」にはたくさんの人がいました。
常連の人たちが自然と集まりました。
店の床にはふとんが敷かれ、店は私設の避難所として機能しはじめました。
帰宅できなかった人もいました。
ですが、すぐ近所に住む人も何人か寝起きをともにしていました。
そこには、ごく小さいけれど、確かに人と人のつながりのある空間がありました。
たまたま「そこに場所があった」からではないでしょう。
人は人を求める。
人との交流、やりとり、情報の共有を求める。
震災のあの日、「火星の庭」には自然にそういう空間が生まれていました。
それは行政が用意してくれたものではない、自然発生的な「コミュニティ」でした。

前野さんが「ブックカフェが作りたい」と思いはじめた頃に夢想していたことが、
もしかするとその夜、より確かな形であらわれていたのかもしれません。
震災以降、前野さんは被災状況、ライフラインの復旧、そして原発の情報を収集して、
それを身近な人に発信しはじめます。
その中で、震災以降の世界に生きる私たちに必要なのは
何かの「運動」ではなく、
いろいろな意見や情報をニュートラルにやりとりできる「暮らしのネットワーク」だ、
ということを見つけたのではないでしょうか。

暮らし。
普通の暮らし。

どんな仕事についていても、
権力を持っていようとも、
財力があろうとも、
有名であろうとも、
「暮らし」と無縁である人は一人もいません。

それなのに今、
これほど「普通の暮らし」を暮らすことが難しい日々を、私たちは生きています。

枝元なほみさんは、料理研究家としてたくさんの人に食べること、
人と食事をともにすることの喜びを伝えてきた人です。
テレビや雑誌でのほがらかな姿は、どれほど多くの人に勇気を与えてきたかわかりません。
枝元さんは一方で、「チームむかご」として、生産者と消費者をつなぐ活動をしてきました。

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自分が毎日食べている食べ物についてもっとよく知りたい、もう少し深く考えてみたい、
その食べ物の生産の現場、農業にもっと前向きに関わっていきたい、
という共通の思いを持ったメンバーが集まり「チームむかご」をつくりました。

経済的な効率が優先され農作物の規格化が進んでいる現在、生産者や消費者、
流通、行政といった関係する全ての立場の人々がともに問題を共有し、
つながっていければと思っています。       枝元なほみ

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「経済効率」という旗のもとで、当たり前にあった「食」を支える営みは
社会の隅っこに追いやられてきた。
直視したくはありませんが、私たちが「豊かさ」と思って追い求めてきたさまざまは、
私たちの「普通の暮らし」を支える「食」を、
かなり不健康な状態に追いやってしまいました。たった数十年で。
枝元さんは、料理を提案するならば、食材を提供する生産者の方々のことをもっと知り、
つながりと信頼を回復しなければ、と思ったのでしょう。

震災後、「チームむかご」は被災地と私たちを「食」を通してつなげる活動
「にこまるプロジェクト」を立ち上げました。
震災直後には炊き出しを、その後は手作りのお菓子を被災地に送り、さらにそこから、
被災地の皆さんと「にこまるクッキー」を作り販売する経済支援活動まで拡がってきました。

4月27日、このお二人を谷中にお迎えして、
震災と津波と原発事故を経験した今、
その後の復興のごたごたや原子力をめぐる目を覆うばかりの状況を目の当たりにした今、
「普通の暮らし」って、どういうものなのでしょう?
というお話の会を開きます。

話題が話題ですから、ときに難しい話になるかもしれません。
でも、どこまでも前向きに「普通の暮らし」を話し合うひとときにしたいと思います。

答えを出す会ではありません。
答えを教えてもらう会でもありません。

前野久美子さん、枝元なほみさんのお二人と一緒に
どんな人にも必ずある「暮らし」のことを、
みなさんと一緒に話し合う時間にしたいと思います。

前野さんからのメールには、こんな一文がありました。
「実りがある和やかな会になるといいですね。」
はい。そういう時間にしたいと思います。

4月27日のトークイベント
〈普通の暮らし〉を手にするために ~わたしなりの被災地とのかかわり方~
に、ぜひ参加して下さい。
スタートは18時30分ですが、本題は19時過ぎにはじまります。
お子さん連れでも大丈夫です。

honokuritai@gmail.com まで件名「枝元・前野トーク」とし、
お名前、人数、電話番号を明記してメールをしてください。

お待ちしています!


一箱本送り隊
丹治史彦
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by honokuri-tai | 2012-04-18 21:38 | イベント案内

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